TFS2012 自動ビルドで NUnit テストを実行する #tfsug

Visual Studio 2012 でアダプターがあれば MSTest 以外のテストフレームワークVisual Studio のテスト結果等が利用できるようになりました。となるとTFSの自動ビルドでゲートチェックインしたくなったのでその手順をまとめました。

環境

手順

拡張機能NUnit Test Adapter (Beta2) 」インストール

「ツール」→「拡張機能と更新プログラム」で「NUnit Test Adapter (Beta2)」をインストール。

拡張機能のライブラリをソース管理にチェックイン

拡張機能のライブラリをソース管理に追加します。
拡張機能のライブラリは以下の場所にあります。
最後のフォルダ名のみランダムだと思われます。(未検証)
「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\11.0\Extensions\nrqj5pzy.q5q」

フォルダ内にある以下のライブラリをソース管理します。

BuildProcessTemplateと一緒の階層がいいような気がします。
ここでは以下の場所に追加します。
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ビルドコントローラーにカスタムアッセンブリを設定する

Team Foundation Server 管理コンソール」を起動します。
ビルドコントローラーのプロパティを起動します。
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プロパティのカスタムアッセンブリへのバージョンコントロールパスに先ほどチェックインしたライブラリのパスを入力してOKをクリックします。
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ビルドの実行

ビルドを実行します。
するとNUnitで記述したテストもビルド結果に表示されます。
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これでゲートチェックインも NUnit で書いたテストが対象になります。