Entity Framework の Migration をリセットする

Entity Framework の Code First を利用しています。
Model の変更点を Migration でDBに反映する訳ですが、Migration の数が多いと落ち着きません。
ということで、Migration をすべて削除して最新のModelで削除する手順を調べたのでメモ。

環境

既存Migrationの削除

既にプロジェクトに存在している「Migration」フォルダ配下のファイルをすべて削除します。

Migration の実行結果を保存しているテーブルの削除

システムテーブルとして作成されている「__MigrationHistory」にMigration の履歴は保存されています。
Migration を反映しているDBに以下のSQLを実行します。

drop table  __MigrationHistory 

DBの全テーブルを削除します。

Visual Studio 2012 の SQL Server エクスプローラーなどを利用してMigration で作成されたテーブルをすべて削除します。

Migration の強制初期設定

対象プロジェクトのパッケージコンソールから以下のコマンドを実行し Migration 開始直後の状態にします。

PM> Enable-Migrations -Force

初期Migration の作成

初期 Migration として「Initial」を作成します。対象プロジェクトのパッケージコンソールから以下のコマンドを実行します。

PM> Add-Migration Initial

DBへの反映

対象プロジェクトのパッケージコンソールから以下のコマンドを実行します。

PM> Update-Database

以上